ネット社会の心の闇と、動物虐待、アニマルポリスの必要性

事例1

「納得がいかない」2017年の12月12日に東京地裁で行われた動物虐待に関する男の裁判で、自身も愛猫家であり20歳の時から捨て猫のボランティアを行っている女優の杉本彩さんは怒りをにじませた。この動物愛護法の罪で裁判にかけられた男性は、猫13匹に熱湯をかける、ガスバーナーであぶるなどし、13匹の内、9匹をショック死させ、うち4匹にやけどを負わせた。
この男性は裁判の場で過去に猫に様々な理由で困らされたということを法廷では述べたが、その後、その様子をネットの動画に投稿しており、それを喜ぶ視聴者もいたという。
このような残酷な行為にもかかわらず、男性には執行猶予がつき、実刑にとわれることはなかった。

事例2

日本ではないがイギリスで2017年、7月、当時16歳だった少年二人がウサギを虐待死させたという事件が起こった。彼らはウサギを連れ出し、その後野球バットを持って追い回したうえ、地面に叩きつける、蹴るなどをし、その後、キッチンバサミや串で刺した後、火をつけて道路脇に放置する残酷な行為に及んだ。検死ではウサギは耳もちぎれ、後ろ脚は骨折、体毛も焼け焦げていた。
少年達はその様子を写真撮影し、自身のプロフィール写真に使ったりしていた。
この少年達に関する判決も未成年であるということから150ポンド、日本円にして2万2千円の罰金と裁判の費用3000円、そして今後2年のペット飼育禁止例というような甘い判決が下った。

このように動物虐待を増長させる要因の一つとしてネット社会の歪んだ自己顕示欲というものが見え隠れしているように思えます。もちろん法律を改正し罪を重くすること、ペットに関する認識を変えたり、有益な情報を提供すること(動物がショップで売り買いされる一方、飼育を放棄され里親や保護施設で預かられている動物がいること、そこから譲り受けることの必要性)等を伝えることも大切ですが、このような動物に関する虐待が増長されやすくなった世の中である以上、もっと具体的なアクションを起こし動物保護を根付かせていくことも必要でしょう。
その例として先の裁判で実刑を訴えた杉本彩さんの働きかけにより、兵庫県に平成26年1月6日に全国初の動物虐待通報窓口、アニマルホットラインが開設されました。
また、杉本彩さんは欧米ではすでに社会的に浸透している動物虐待などを取り締まるアニマルポリスの必要性を訴え署名活動も行っています。

参考
http://www.sankei.com/affairs/news/171229/afr1712290002-n1.html
http://www.pet-home.jp/small/
http://japan.techinsight.jp/2018/03/ellis15550311.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018022701001907.html

虐待をネットで閲覧する時代で考えること by KH[S](CW)

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驚愕、業者が知られたくない真実 ダウンの作られ方

2018-03-22T12:50:16.jpg衝撃の真実に視聴者騒然
ダウンジャケットに羽毛布団、多くのダウン製品が世界中で製造・販売されています。そのダウンに関して驚きの事実が明らかになったのは、スウェーデンのテレビ番組で行った羽毛産業の取材がきっかけでした。放送後の反響は大きく、世界的な家具販売店
IKEA(イケア)はのちに本拠地のスウェーデンで放送を見て驚いた消費者から、多くのクレームを受け布団などダウン製品の販売中止する事態になりました。

視聴者が目にしたのは、ガチョウの飼育施設で生きているガチョウから、人が羽毛を強引にむしり取っているものでした。生きた鳥から抜けば何度も羽毛が取れるからです。両足の間に鳥を挟んで動けないようにし、泣き叫んで逃げようともがく鳥から、乱暴に羽毛を引き抜いて行きます。丸裸にされた鳥の赤い肌が非情に痛々しく、皮膚が裂けて傷口から血を流している鳥もいます。それを人が痛み止めもせずに、針と糸でぐいぐい縫い合わせているという地獄絵図でした。ダウン製品は食肉やフォアグラの副産物、または生きている鳥から抜いた羽毛で作られています。そしてこの番組は

「世界中の50~80%のダウンが生きた鳥から抜いたものである」

と放送しました。中国のダウン産業組合はこれを否定しましたが、イケアは独自に調査を行ったうえで、50~80%という数字は正しいとして中国製ダウン製品の販売をやめました。中国は世界中のダウンとフェザーの80%を生産しているのです。


羽毛を抜くだけではない
かわいそうなことに、これらの鳥は糞が羽毛を汚すからと満足に餌を与えてもらえません。そして1ヶ月半に1度この拷問が待っています。数回羽を抜かれた後は殺されます。よく衣装や帽子の装飾に使われているオーストリッチ(だちょう)の羽も、食肉の副産物か生きている鳥から抜いたもので、半年ごとに抜かれます。

冬になるとCMで宣伝されているファスト・ファッションのダウン・ジャケットも、中国から輸入したダウンを使っていますから例外ではありません。

動物愛護運動の中で毛皮やレザーやフォアグラの反対活動は比較的活発に行われています。しかし食肉の副産物という点で、実はダウンもウールも毛皮もフォアグラも同じです。ダウンを買うと、フォアグラ産業を支えることになります。フォアグラ産業は肉からの利益以外に、ダウンという副産物で追加の利益を得ているからです。


ダウンはリサイクルする動き
ダウンは100年以上もつ環境資源だそうです。
すでに米国カリフォルニア発のスポーツブランド、パタゴニアはダウンのリサイクルをはじめていて、店頭で不要になったダウン製品の引取りを行っています。日本では2015年にアパレル企業など25社が参加する「グリーン・ダウン・プロジェクト http://www.gdp.or.jp/ 」が立ち上げられました。ゴールドウィンは直営店舗(ザ・ノース・フェイス、ヘリ―ハンセン、エレッセ、ダンスキンなど)でダウン製品の回収を行っています。また三重県にあるエコランド社は、羽毛布団を回収し羽毛のリサイクルを行っています。

最近は市場に3M社の「シンサレート」など、ダウンより薄いのにダウンの何倍も暖かいと言われる新素材が出回っています。湿気を外に出すので蒸れずに快適、布団は家庭で洗えるので清潔に保て、軽くて羽毛アレルギーの方も大丈夫という優れものです。私達がダウン製品を買えば、ダウン産業を支えることになります。どーしてもダウンが着たいという方、せめてリサイクルショップで手に入れましょう。新たにダウン製品を買う前にこれらのことを思い出して、うっかり虐待行為の片棒を担がないようにしたいものです。

衝撃、ダウンの作られ方 体中の羽をむしる恐怖のダウン生産現場 by chickpea

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